ビジネスコラム
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シェービングサロン繁盛伝シリーズ
「好き」を「自信」に変える
「好き」を仕事にする。「好き」を前面にする。
「好き」をカタチにする。
好きなことに打ち込むのは苦になりません。
それこそ寝食忘れて、気が付いたらもうこんな時間・・なんてことは誰もが経験ありますよね。
人が生きる原動力は、やはり好きなことに没頭して、その結果「よろこび」を得られるかに尽きます。
今、レディースシェービングが「大好き」な全国の女性理容師は、40歳代を中心に存在感を増しています。
その世代はかつて跡継ぎ名目でこの業に就いた、時代的にもなり手の一番ぶ厚かった層です。
なぜ、その世代はレディースシェービングが「好き」なのでしょう。
理容技術は多岐にわたりますが、男性客以上に女性客の顔を剃りたがります。
それは、自分が一番輝けるのを自覚しているからです。
人をキレイにする実感が大きく、男性の髭剃り技術とは異なり、女性の心を満たし、心を豊かにできる唯一無二の存在になれるのを、よくわかっています。
その世代ならではの跡を継ぐ因子を介して、深層心理に刷り込まれているためでしょう。
『人をキレイにすると自分が輝く』とは、デザイナー兼マーケッターの斎藤克さんが考案した、北陸にある理容学校理容科のキャッチフレーズ。
シェービングを通してお客様も自分自身も、自尊心が満ち足りる仕事の本質を言い表しています。
皆、レディースシェービングの仕事を何とかしたい、と思っています。
言い換えると、レディースシェービングでこの業を何とかしたい、となります。
理容師だけに許される技術だからと、使命感に燃えて自分が輝けるステージに立ちます。
その一方で、こんな現実もまだまだ聞こえてきます。
理容師の資格を持ちながらもコンビニでレジ打ちしている女性。
出産や育児で現場から遠ざかっている女性。
復帰したくても自分のお店なのに居場所が無いと感じている女性。
なんとなくご主人のサポーターに回って第一線で活躍できていない女性。
いや女性に限ったことではなく、経営難や集客難が続き疲弊する男性技術者も然り。
レディースシェービングが「大好き」で頑張る女性理容師をよそに、おそらく相当数の理容師が個々ではそのステージに踏み出せず、舞台袖で背中を押されるのを無意識のうちに待っているあり様です。
そのような悶々とした気持ちでいる理容師が、レディースシェービングの専任者を志望して「美剃師シェイヴィスト」を宣言するということは、あなたの中にある「好き」を「自信」に変えるチャンスです。
理容師だけに内包する価値観を、今ここで、自らの意思によって覚醒させられるかどうか試してみませんか。
「美剃師検定:初級」の称号は、意識改革スイッチオンの証明です。
まさに始まりの証です。
いろいろ学び終えた後にもらえる修了証とはスタンスが違います。
だから、どんな色に染めるのか決めるのはあなた次第というわけです。
シェービングビューティーに特化した考え方を学び、発し、得る。
今後、その分野の指標となるべきスペシャリストとなり、次代を切り拓く新しい理容師の姿となるでしょう。
サロンの競合にまみれることなく、継続して売上の上がる仕組みを創り出す。
即実践ですぐさま営業メニューに表すことができる。
お客様が喜び、質の高い満足度につなげられる。
さあ、あなたのステージで、シェービングという唯一無二の価値を、柔軟さと大胆さで高めていきましょう。