よくある質問|シェービングビューティ

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よくある質問 - サロンオーナーが知りたい改善策とは?

Q&A

質問一覧

回答一覧

Q1.「レディースシェービングでは料金取れない」と思うのですが・・

A.料金はとれます。新しい業態ゆえ新しい常識を創ろう!

これまでの理容室の延長線で考えると必ず「料金とれないもの」となります。旧態のセオリーは邪魔なだけ。

だから、その思考回路を断ち「新しい業態ゆえの新しい常識」を創ります。
女性のためのシェービングは「従来の男性中心の施術サービスとは全くの別物」として宣誓します。
ここが甘いから他業種の技術に目移りして、自ら価値を見下げてしまうのです。

よく考えてもみてください。
マーケティングとしては優位に立ちます。
他が真似できない唯一無二のシェービングだからこそ料金をいただけるに値するのです。

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Q2.シェービングの価格はカット料金を超えない方がいいですか・・

A.技術の応用力を利かせて新料金体系に仕組もう!

シェービングはカット料金よりも高く設定すべきです。
「カット料金を超えてはいけない」その根拠は総合料金の呪縛です。
ヘアカットの料金体系に組み込まれたシェービングという位置づけからは何の発展もありません。

また「シェービングは剃るだけ」という四角四面の技術者目線も無意味。
女性に提供する「シェービングサービス」はハッキリ言って「剃るだけ単品」では魅力ゼロです。
「シェービングの前も後も」施術一連の流れをコース化して仕上げれば、優にカット料金以上の価値を帯びます。
いうならば「シェービングを主軸とした総合料金」なる着想を持って堂々と発信します。

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Q3.顔剃り料金は一般的に3,000円未満が妥当ですか・・

A. 時間も材料と捉え価格に反映させよう!

最初期の料金設定はとくに大事。後からの値上げはうまくいきません。
レディースシェービングの価格付けは現実的には「剃るだけ」の単品価格がほとんど。
これをそのまま表示するだけでは芸がありません。
ましてパックやフェイシャルなどのケアをつけたとすれば、今、現場が持てる技術力を換算しても安すぎます。

施術サービスは「時間」も材料のひとつ。
所要時間から価格に反映させ「単価(円)÷時間(分)」が「100(指数)」を下回らない設計にします。
(3,000円なら約30分が目安)3,000円未満の価格帯では一方で「数」=客数を獲らねばなりません。

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Q4.料金5,000円以上は、お客様が「高い」と思い提供するのに気が引けてしまう・・

A.「価値交換」の意識を持とう!

この弱腰姿勢はお客様から高額をいただくことは「悪いこと」と錯覚する、ひとえに「価値交換」の不理解です。
女性のためのシェービング技術には相応の価値が内在します。
それだけでも施術料金としての5,000円には妥当性があります。
これも理容師特有のヘアカット料金との対比の構図からか、起点となるシェービングサービスが安価すぎるため、価値を価格に反映させられない迷いが生じるのです。

世の経済行為は全て「価値交換」の上に成立します。
お客様にとっての「価値」とは何か、それが明確になれば引け目に感ずることはありません。

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Q5.お顔剃りイコール・ブライダルの考えが強くて、「ブライダル客層」を優先してしまう・・

A.客層を識別して別個にコース設定しよう!

シェービングはブライダルが全てではありませんが区分けしないもの機会ロスとなります。
戦略上大きくは二つに識別します。「デイリー」と「ブライダル」の客層です。
同じシェービングを所望される女性でも求めるスタンスが異なります。

「デイリー」は一定単価で頻度重視、日常的な美観を求め、「ブライダル」は高額単価で一期一会、挙式を彩る最上の手段として活用します。
ひとつのメニューに挙式前を含む全ての客層を画一的にあてはめるのではなく、各々別個のコース内容と料金を設定します。
同一に扱わず違いを見せる方が親切です。

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Q6.「シェービングは肌に良くないのでは」という技術的な劣等感に苛まれてしまう・・

A.シェービングの定義を肝に銘じよう!

「シェービングとは肌をいささかも傷めることなく、剃刀で体毛のみ滑るように切ることである」プロシェービングの定義をしっかりと押さえ反芻します。
「肌に良くない」と勘繰るのは世の常で、提供する側が誤解や風評にいちいち惑わされてはいけません。

シェービングは日本人女性の素顔を引き立てるに最適で、肌色トーンアップでは他の技術を圧倒的に凌駕します。
国家資格で裏打ちされた技術にはむしろ優越感を覚えます。
この場合の劣等感とは手元の価値を磨いていない表れ。
シェービングを極めるほどにそれは解消します。

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Q7.「シェービング」を単品に仕立て、オプションメニューに力を注いでしまう・・

A.シェービング主体、骨太メニューを重視せよ!

「剃るだけならいくら」とするような技術者目線の値付け意識が強いと結果的にラインナップばかり増えます。
オプションメニューの羅列は「あれもこれもできます」技術者だけが喜ぶ「ひけらかし」に他なりません。

多種多様なエステティックを模倣するのは自ら競合因子を引き寄せるに等しく、シェービングの単品化はそれに拍車をかける思考です。
客目線ではわかりやすさを重視して特徴のあるオリジナルコースを設定しメリハリをつけます。
必要なのはオプションメニュー傾倒の姿勢よりも骨太なメニュー化です。

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Q8.集客には「シェービング以外の技術」を膨らませ、その前面出しを好む・・

A.「シェービングの期待感」を全開発揮せよ!

この心理にもシェービング自体には価値無しとする意識が作用してのこと。
シェービングのコース化も度を超すと今度はシェービングが埋もれてしまいます。
メーカーやディーラーが次々と持ち寄る新商材に踊らされる展開もまた、シェービング以外を膨らませる内容と代わり映えせず、競争にまみれてしまいます。

オリジナルコースを設定しても集客はシェービングでこそ果たせます。
女性客の関心軸はまさにココ。
前面に推すのは「どこをどこまで剃ってくれるの」「剃るとどうなるの」という、シェービングの期待感を表してこそです。

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Q9.気がつけば、後付けエステティックだらけ・・

A.枝葉の技術よりも根幹を磨こう!

施術を細かく設定し、それぞれが1,000円から3,000円程度のメニューが並ぶサロンも決して少なくありません。
しかしお客様に選んでもらうメニュー設計はバラつきと無駄が多く、コスト高となる事実を数値で把握しなくてはなりません。

いわゆる「単品エステの組合せ」の実態は技術者の好みによるものがほとんどです。
お客様は雑多な品揃えを見ても迷うだけ。別料金で「選ばせる」よりも、「決まったもの」が欲しいのです。単品エステとは戦略上の枝葉であり、女性客を本気で取り込みたいのなら、根幹となるコース化に注力すべし。

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Q10.パンフ紹介に「剃る部位」を表記せず、単に「シェービング」と一言で括ってしまう・・

A.「シェービングゾーン」剃る部位のアイコン表記をしよう!

これは至極ありがちです。
サロン側は一様に「シェービング」を理解していますが、女性客にとっては「どこを、どのように、どのくらい」シェービングされるのか、範囲や工程は皆目見当が付きません。
「一度施術した方ならわかるはず」というサロンの対応も不親切。
内容紹介や表示には「シェービングの緻密さ」が欠けています。

お勧めは、剃る箇所の「部位別アイコン表記」です。
これは剃る箇所だけを記載するのではなく、「顔上段、顔下段、襟足、耳ゾーン、背中、デコルテ、二の腕、手の甲、指先」などを固定表記した上で、施術有無を色分けするやり方です。

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Q11.シェービングにはもう新しさを感じない・・

A.精練思考で「新市場」を形成しよう!

シェービングは西洋理髪が日本に伝播して以来、脈々と受け継がれてきた技術です。
男性中心のサロンサービスではシェービングはもはや当たり前の存在。
ここで大事な観点は、すでにあるものをそのまま使うのではなく、リファイニング=精練して「新たな価値を創り出す」ことです。

今まで存在するモノ・サービスでも視点や切り口、対象者を変容させて別個の新市場を形成したケースは沢山あります。
新しさがないと決め付けるのは早計であり事業センスがありません。
もっとシェービングに執着して、もっと女性欲求の本質に耳を傾けましょう。

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Q12.すでにできる技術サービスなのでどうしても創意工夫が思いつかない・・

A.女性客の生の声から再発見を導こう!

男性客に提供してきたシェービングをそのまま女性客に施すのでは価値がありません。
扱うレザーにしても女性の素肌に適する刃の接触圧はどの程度なのか、それを円滑にする専用フォームやシェービングカップ、
スチーミングの研究開発も然り、施術工程の中に創意工夫の余地は大いにあります。

当たり前になりすぎて気付かない点も多く、「感じよさ」を女性客に聞いてみるのも一考です。
併せて提供するサービス空間にも同じことが言えます。
技術のみならずサロンサービス全般を見渡して些細な工夫から手をつけます。

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Q13.「レディースシェービングやってます」と掲げたいけどなかなかできなくて・・

A.揺ぎ無い独自方針を打ち出そう!

「とりあえずレディースシェービング」ではサロンの大きな柱にはならないでしょう。
女性顔剃りを謳うサロンは増えましたが、まだまだ世の女性が認識するほどではありません。

レディースシェービングの「レディース」とは、今の業界の流れでは「女性客のため」というよりも「女性技術者のため」という側面が強く、もどかしくあります。
大きな業績を見越して大きく掲げるのであれば、確かな方針と戦略は不可避です。
意思表示しないサロンは存在していないも同然です。

レディースシェービングといえどもこの先は、より明確なウリを持つサロンだけが伸びるでしょう。

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