シェイヴィストフォーラム|シェービングビューティ

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シェービングの肌知識、技術のための理論武装

どうして日本人女性は好んで毛を剃るのか。
何を今さら・・と思う方もいるでしょうが、素肌を引き立てるために全顔をシェービングするという概念は日本特有の美意識です。
「かおそり」という単語がある通り、顔の毛を剃ることについてはやるやらない・好き嫌いはあったとしても一定の理解を持ち合わせています。
先日のカウンセリング学と中級検定の必修講座に登壇いただきました齋藤睦子先生によると、欧米人からしてみると、日本女性が顔のシェービングを好んでする様はとても「野蛮な行為」と映るそうです。
「なんでそんなことするの」「意味わかんないだけど」と言わんばかりに怪訝がり理解不能に陥るそうです。
シェービングビューティーを推奨する側にとっては甚だ心外ですが、これはやはり、美に対する意識、民族的な文化醸成の背景が異なるためでしょう。

「シェービング」とはそもそも男の髭剃りを指し、shaveの英訳は「剃る」とあわせて「削る」という意味も併せ持つため、(ちなみに「かき氷」を英語で言うとshave iceシェーブアイス) 女性がやるようなことではないと、見向きもしません。
腕や脚、ワキの毛ならまだしも、顔の毛を、それも肌まで刃物でガリガリ削るのはもっての外。さらに「毛を剃ったら濃くなるから」という強大な負のイメージが刷り込まれています。
シェービングとは、つまり、毛と刃と肌の三位一体の相関です。
どれ一つ欠けても成立しません。
とくに女性の素肌に対して毛と刃と肌はどのような関係性にあるのか、女性のためのシェービングを軸足にした、ついつい教えたくなる美的効果という解釈で深化再探する場を設けます。

理容師の「」という漢字の持つ意味は、自然の摂理、大自然の理(ことわり)、常なるものを表し、美を極める「極美(きょくび)」という考えが、古代の中国の教えにはあるそうです。
理容師のDNAには、容姿を整えつつ、美を極める素地が無意識のうちにインプットされておりそれを自在に発露させてこそプロとしての信頼に帰結すると思うのです。
これを押さえれば、お客様へのアドバイスの作り方、Q&Aの書き方、営業提案、取材応対などすべてのシーンで、「シェービングの有効性」が言語化でき的確に語ることができます。
どんなサービスでも息長く続けるコツは、要所要所でご自身の「原点×源流」に立ち返り足元を見ることに尽きます。すでに備わっている唯一無二の技術を、代名詞となる技術だからこそ、もう一度、見つめ直してみませんか。

  • 日時

    2019年4月15日(月) 13:00〜16:30予定
  • 会場

    ちよだプラットフォームスクウェア ※詳細はお申込後お知らせいたします
  • 受講料

    《オープン料金》9,000円 お一人様(税込)
    《ペア参加割》15,000円 お二人様合計(税込)
    ※ご主人やスタッフ・友人サロンの同伴、同一店舗の初級シェイヴィストお二人で参加する場合、 同一グループで3人目以降の参加割もそれに準じます
  • 講座内容


    ・今さら聞けない「シェービングの肌知識」をより深く解説
    ・こちに都合に陥らない女性客に伝えるアドバイス点、Q&Aのコツを網羅
    ・経験が先走る触感技術の「なぜ」を体系化
    ・女性かおそりが肌にいいとする、その根拠とは
  • 講師


    吉田昌央:シェービングビューティ伝道家
    店舗開発メニュー企画のエキスパートとして、約30年間に及ぶサロン現場との格闘が理容・美容・エステに関する企画力を磨き、女性のためのシェービングビューティー、理容師の魅力革新を喚起するに至る。
    2016年「美剃師検定」を創設し、全国の理容師に意識改革の重要性を説く。
    「アメイジングシェイヴィストアカデミア」(ASSA)エグゼクティブオフィサー、「シェイヴィストフォーラム」主宰、「和剃り Japanese Shaving Beauty」提唱、「ラザーフレーバー」「お抹茶剃り」「点前技術」魅力革新サービスの業態開発を実践。
    著書『シェービングビューティ~だったら剃るなでも剃るよ~』文芸社POD

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