活動実績|シェービングビューティ

NHK連続テレビ小説『半分青い』(朝ドラ2018年9月終了)で
主人公のスズメとリツが起業して一大発明を成す場面がありました。
その舞台に設定されたのが「シェアオフィス」。
少子化が進み、廃校となった小学校の建屋をリノベーションして
新たに生まれ変わった施設です。

そこには、いわゆる「おひとり様企業」と呼ばれる、小さな、ニッチな、
それでいて確かなマーケットを形成する会社がたくさん入居しています。
小粒だけど、自分が思い描くままの「好き」をカタチに表すことのできる
働き方です。

時間に縛られない、スタッフに縛られない、常識に縛られない、
なんとも自由奔放で、理想的な働き方といえるでしょう。
そんな「シェアオフィス」を会場に、理容師の働き方改革について言及する
ディスカッションゼミを行います。

会場内には多くのアートギャラリーが併設され、無料で鑑賞できます。
美を提供する皆様にはとても刺激的な空間となっています。
美しいモノを観ながら、脳内からその常識を変えてみませんか。

全国の理容師はホント働き詰めです。
日頃の接客とあわせて、休日返上で技術研鑽に勤しみます。
こんな勤勉な人たちはそういません。
喜んで働くのなら、喜んで休んでもいいのです。
この業界は長らく、メシ食っちゃいけない、座っちゃいけない、
休んじゃいけない、という風潮でした。
「休むこと」イコール「悪いこと」と捉える節がありますがそうではありません。
喜んで休むこととは「知恵を働かせること」と置き換えられます。

これから先、労働集約で働き詰めると、体が悲鳴を上げいずれ壊れます。
体力のある若い時ならまだしも、40歳も過ぎればそれはもう応えるでしょう。
そうなる前に、何をどう手を打つべきか。
お一人でサロンを切り盛りされる方も、人を使って労務に追われる方も、
今はサロン勤めでもいずれ独立開業をしたい方も、働き詰めの理容師のための
働き方改革を、「シェアオフィス」の会場で論及します。

一人で悶々と悩むより、志同じ者皆様と語り合いませんか。
考え方の突破口が見つかるはずです。
今年の締め括りにお待ちいたしております。